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オーナーブログ
正解と失敗
久しぶりのブログとなってしまいました。
早いもので、今年も残り半分となりましたね。
皆様にとって2025年の上半期はいかがでしたか?
私にとっての上半期を振り返ると、3月までは今年はどんな1年なのか?が分からず、探りながら考えた日々でした。
4月に入り、ようやく方向性が見え始めました。
失敗して当たり前
今年の春先、息子がRADWINPSの”正解”という曲をよく聞いていて、私も気に入ってしまい車中や通勤中にリピートして流していました。
同時期に、COCOの内装を手がけてくれているユーロ工房のティビと話す機会があり、
その時に自分の子供には母国語であるハンガリー語を教えていないという話になりました。
何で?と問いかけると、「教えると日本に戻って来なくなるから」という意外な答えが返ってきたのです。
現にティビの友人は、自分の子供に母国語を教えていなかったにも関わらず、子供が一度ハンガリーに行ったら気に入って住み着いてしまったようです。
日本と何がそんなに違うの?と聞くと、「失敗をして当たり前」という雰囲気がベースにあるからと教えてくれました。
私は、その時聞いていた”正解”の歌詞とリンクし、正解と失敗は繋がっているかもしれないと帰りの車中で思ったのを覚えています。

トレーニングルーム改装
以前から、COCOで働くスタッフさん向けに、美容の技術や知識を学ぶトレーニングルームをつくりたいと考えてはいたものの、昨今の物価高の影響で改装費が想定以上にかかってしまい、つくることに二の足を踏んでいました。
私の中ではつくるにあたり、業者にお願いするものと決め込んでいて、改装費をどう捻出するかしか発想がありませんでした。
ただ先程の2つの出来事から、失敗を重ねて重ねて、自分の正解を見つけていく事が今の私に必要な事だと感じ、自分で0からつくってみる事にしたのです。

始めてみると・・・
いざつくろうと決意してはみたものの、何してよいのか分からず、先ずは道具を揃える所からのスタートとなり、ジャンボエンチョーに行き2時間近く店員さんにやり方を聞くことからスタート。
そして実際やり始めると、失敗の嵐。
ペンキのムラやはみ出しが頻繁に起こり、養生シートの種類を間違え下地が剥がれるなど、アクシデントの連発。
現在進行形で手を動かす度に失敗し、調べてはやり直し、道具が足りなくてまた買い出しに行くというループ。
さらにペンキが目に入り開けられなくなったり、腰を痛めて2週間ほど進行出来ないなど、自分の思い通りにいかない事だらけで、終いには自分の事ながら笑えてきてしまう状況です。

良い感情が伝わる空間に
今トレーニングルームをつくっていて感じるのは、失敗しないと無理なんだなという学び。
失敗すると落ち込むし、もうやめようかなと思う事もしょっちゅう。
ただ、今までは気にしなかった街で偶然見かけたペンキ職人の仕事のやり方や、使っている道具をいつの間にかチェックしている自分に変わっていたりもする。
私は職場では代表であり、家庭では親の立場ですが、この経験を通して
「失敗して当たり前なんだよ。あきらめなければよいだけなんだよ。」
と、はっきり言える人になりたい。
そうなる為には、自分が諦めることなく熱量を持って生きたい。
美容師は感情が伝わりやすい仕事だからこそ、お客様と価値観を高いレベルで共有できる仕事でもあります。
まだまだ完成までには時間がかかりそうですが、心を込めて一歩ずつつくっていこうと思っています。
