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オーナーブログ
すべては自分で決める
皆様は、今まで大きな決断や選択はありましたでしょうか?
そして、その決めた瞬間の出来事やきっかけ、感じた事などは覚えておりますか?
私は最近、ある大きな決断をする機会がありました。
こういう大きな決断をする場合、非常に迷うものです。
そして、決める時というのは、とても怖いものです。
2つの道を経験できたら良いのに
その決断は、私は半年以上決めかねていたものでした。
AかB、どちらかを決めなければならない時、皆様はどうやって決めていきますか?
私は先祖代々O型の血統ですので、普段は大雑把で適当な部分が多々あるのですが、こういった大事な決断の時には、これでもかという程慎重になり、そしてとんでもなく臆病になります。
もしも今、中学生の自分に何故勉強するのか?とアドバイス出来るのならば、大人になって大事な事を決める時に、
自分の頭できちんと筋道を立てて、こういう時はどうしたら良いのかな?
と考えられるようになる為に、知識や思考を学ぶ必要があるんだよと伝えてあげたいと思っています。
今回、私は先ず、それぞれリスクがどれくらいあるのか?という事を考えました。
それがある程度分かった時に、当然リスクの小さい方を選びたいと思うのですが、もう一方の角度から、
「自分が本当にやりたいのはどちらなのか?」
という心の声が聞こえます。
今回の私の選択は、
A.リスク50% → やりたい度合い50%
B.リスク100% → やりたい度合い100%
私は半年以上、AとBを二足の草鞋で動かす事は出来ないのか?
大谷選手のように二刀流で上手くやれないのか?と考えていました。
ただ、現実はそう甘くはなく、これはもうどちらかを選ぶしかないという局面を迎える事となったのです。
やってみないと分からない
私は、どちらかを選ばなければならないと分かった時に、このような行動を取る事にしてみました。
・Aを取った場合の自分、Bを取った場合の自分の姿を、何度も何度もイメージが鮮明になるまで重ねる。
・周りの人や本から、失敗した時の生の経験を教えてもらう。
こうする事で、失敗する確率を何とか1%でも下げたいと思ったのです。
ただ、それらをいくら念入りに行なっても、決定打にはなりません。
10年前にお店を出すと決めた時も同じでしたが、決める時というのは、
「何があっても全て自分で責任を取る」
という覚悟を決めた時であり、決断は賭けなのだと思います。
決めたきっかけ
私は、毎朝電車で通勤しています。
ある日の朝、イヤホンをつけ、YouTube musicをランダムに流しながらウトウトしていたら、安倍川を渡る手前でこのような歌詞が流れてきたのです。
“正しいより楽しい 正しいより面白い
やりたかった事 やってみよう”
“高い山ほど 絶景が待ってるから
遠回りの道を 選んでみよう
険しい峠には 何かがあるさ”
“明日よりも 今日にはじめよう
知らなかった自分と 一緒に走ろう”
WANIMA(ワニマ)の「やってみよう」という歌の一節です。
auのCMソングでも使われ、イギリス童謡の「ピクニック」が原曲になっているようです。
この部分の歌詞が耳に入った瞬間に、不思議と何かピンという感覚が身体に入りました。
電車が静岡駅に着き、地下道に向かって階段を降りている時にふと、
「自分が良い顔をしているのは、どちらの道なのだろう?」
と考えた時に、パッとBを選んだ自分がいたのです。
答えは自分で決める
今回、ドキドキする自分と、不安な自分が入り混じり、決断する時の感覚を久しぶりに経験しました。
結局、やってみなければ分からない事だらけで、何が正解というのも無いのかもしれません。
その答えは他の誰かが決めるのではなく、自分で決めた道が正解だと信じて突き動かしていく。
他人と比べるのではなく、比べるのは昨日の自分でありたい。
結果、自分を信じ続けて、自信を掴む事が出来た時に、相手を今以上に大切に出来るような気がするのです。