
OWNER’S
BLOG
オーナーブログ
心地よい美容室って?

以前、お客様を施術中に、
『COCOさんに来ると髪もそうだけど、心と身体がリセットできる』
と言われた事がとても嬉しく、記憶に残っています。
そこから、お客様にとって、”美容室は心地よい場所”である事を、一番大切にしなくてはいけないことだと意識し始めました。
心地よい場所であるために
お客様にとって美容室が心地よいと感じるために、私が大切だと思う箇所は、
1.お店に1歩入った時の直感。(香り、光、醸し出す空気感)
2.サービスへの満足度。(イスの座り心地、接客、非日常感)
3.使用する製品(効果、香り、デザイン、成分)
4.清潔であること。(座席に座った時に見える視界、身だしなみ)
5.予想を少し上回れること。(髪の仕上がり、気分、心のリラックス)
6.スタッフの笑顔、優しい雰囲気
女性が多くご来店される美容室では、この部分はとても大切だと思っています。
美容室=非日常
それは、旅行に行く事と何ら変わらない感覚と捉えています。
心を動かされたサービス
私が、今まで1番心地よいと思うサービスを感じた場所は、伊豆にある老舗旅館、柳生の庄へ宿泊した時のこと。
- ゆっくりさせてくれる時間への配慮
- プッシュしすぎず、心地よい距離感を保ってくれるサービス
- その空間にいるだけで感じる、コンセプトと哲学
このような素晴らしいサービスを体験すると心の記憶に残り、ふとした時に、またあの場所に行きたいなーとごく自然と思い出してしまいます。
そして、その体験を元に自社サロンを客観視することができます。
居心地のよい美容室であり続ける為には
客観視とは、
『お客様からの視点で観察してみること』
クールな表現になってしまいますが、どのビジネスもお客様が来てくれなければ成り立ちません。
だからこそ、9割は客観視すること。
そして、働く側(オーナー、スタッフ)の主観は1割で良いと思っています。
- お客様に来てもらうこと。
- リピートしてもらうこと。
- お客様に必要とされ続けること。
長く継続する為には、常にお客様目線で考え、判断し、行動に移していく必要があります。
その感受性を養う為にも、心を動かされる体験や、心に残る出来事にヒントが隠されていると考えています。
自分の心のセンサーの感度を上げ、日々のライフスタイルの中にアンテナを立てながら、COCOが居心地のよい美容室であり続ける為に勉強していきたいと思っております。