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日々の思うこと

人間関係

早いもので、本日が5月の最終日となります。
ゴールデンウィークがかなり前に感じてしまうのは、不思議なものです。
皆様の5月は、いかがでしたでしょうか?

私は、1年で最も好きな月が5月です。
日差しに柔らかさがあり、そよ風が心地良く、新芽が現れた牧之原大地の鮮やかな茶畑を見ていると、毎年フレッシュな気分になり、心に新たなエネルギーが湧いてきます。

毎年5月になると、仕事の帰り道に通る、徳川家康公の駿府城を横目に見ながら、ブルーハーツの「夜の盗賊団」という5月の風情を感じる歌を流し、今年はどうしようか?と考えております。

そんな5月が、今年は私にとっては意外な1ヶ月となりました。

思いもよらない1ヶ月

先ず、5月の上旬に息子の風邪をもらい、夜間に咳が止まらないという経験をしました。
皆様の中で、咳が止まらないという経験をされた方はいらっしゃいますか?
私はこれまでの人生の中で咳の辛さを味わった事がなかったのですが、一晩中咳がずっと止まらないという症状が1週間以上続くと、辛いを通り越して怖さを感じるものです。

ひょっとして、これはマズイかもしれない?という意識が横切る瞬間がありました。
さらに音が出るものなので、家族とはいえ気疲れします。
そこから約2週間後に咳は治まったのですが、さらにその間にもう一つ、知り合いの方の不幸が重なってしまったのです。

最悪の想定

私は3ヶ月に1度、仕事のルーティン業務の見直しを行なう際に、先ず初めにする事が、
「あと余命3ヶ月となったら、何をするか?」
という最悪のケースを想定して、シートに付箋であらゆる事を書き出していきます。

ただ、毎回思う事なのですが、最悪の想定というのは実際なってみないと本当の所は分からないという事です。
心の何処かで、「多分ならないだろう」という楽観的な部分があり、最悪な想定をするよりも、最高の想定をする方が楽しみがあり、イメージのレベルが遥かに高くなります。

今月2つの事が重なった事で、最悪の想定を普段の状態よりイメージしやすくなった事で、行動を変えようと思ったきっかけとなりました。

お客様が大切な事を伝えてくれた

つい先日、お客様との会話の中で心に残るシーンがありました。私が、先程の2つの経験をお客様に話し、今後の為にも保険の見直しを考えていると言いました。

それを聞いたお客様が、

「確かに保険をかけて、山田さんが亡くなった時に、ご家族が困らないような資金は必要だと思うけど、お金だけじゃないと思うんですよ。

もしお子さんだけが残ってしまった時に、身近にいる両親、兄弟、親戚が面倒みてくれる。世話してくれる。っていう関係性を今から築いておく事の方が大切だと思うんですよね。」

とメッセージを送って下さったのです。

私はこのメッセージを聞いた時に、心の深い部分に刺さったのか、涙が出そうになりました。正しく、その通りだなと思ったのです。

そして、家族もそうですが、周りにいる友人、スタッフやお客様と、私はそういう意識で日々を重ねているのか?と考えさせられました。
このメッセージは私にとって間違いのない教えと感じたからこそ、これから大切に守っていかなければならないと感じております。

突然構築できるものではなく、コツコツ積み重ねていくものが人間関係。

1年で1番好きな5月の最後に、大切な事を教えて頂きました。素敵なお言葉を下さり、本当にありがとうございました。

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